復活の主日・復活の聖なる徹夜祭(4月3日)

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復活の主日・復活の聖なる徹夜祭(4月3日)

愛ことば君

なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。

2010年4月4日、日曜日の前夜

第一朗読


創世記1・1-2・2  神は、お造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった。

創世記

初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。

「光あれ。」

こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。

神は言われた。

「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」

神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。

神は言われた。

「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」

そのようになった。神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。

神は言われた。

「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」

そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第四の日である。

神は言われた。

「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。神はそれらのものを祝福して言われた。

「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」

夕べがあり、朝があった。第五の日である。神は言われた。 「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、適うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」

そのようになった。神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。

「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」

神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。

「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」

神は言われた。

「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」

そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

天地万物は完成された。第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。


答唱詩編


詩編104・1+2a、24+33  神よ、あなたのいぶきを地のおもてに。

詩編104

心を尽くして神をたたえよう。神よ、あなたはまことに偉大なかた。誉れと輝きを身に帯びて、衣のように光をまとわれる。

神よ、あなたが造られたものは数えきれない。英知によって形造られたものは地に満ちている。わたしは生涯、神に向かって歌い、いのちのある限り神をたたえよう。


第二朗読


創世記22・1-18  先祖アブラハムの献げ物

創世記

その日、神はアブラハムを試された。神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、彼が、「はい」と答えると、神は命じられた。「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」

次の朝早く、アブラハムはろばに鞍を置き、献げ物に用いる薪を割り、二人の若者と息子イサクを連れ、神の命じられた所に向かって行った。三日目になって、アブラハムが目を凝らすと、遠くにその場所が見えたので、アブラハムは若者に言った。「お前たちは、ろばと一緒にここで待っていなさい。わたしと息子はあそこへ行って、礼拝をして、また戻ってくる。」アブラハムは、焼き尽くす献げ物に用いる薪を取って、息子イサクに背負わせ、自分は火と刃物を手に持った。二人は一緒に歩いて行った。イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。「火と薪はここにありますが、焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」アブラハムは答えた。「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」二人は一緒に歩いて行った。

神が命じられた場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べ、息子イサクを織って祭壇の薪の上に載せた。そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。彼が、「はい」と答えると、御使いは言った。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」

アブラハムは目を凝らして見回した。すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。アブラハムはその場所をヤーウェ・イルエ(主は備えてくださる)と名付けた。そこで、人々は今日でも「主の山に、備えあり(イエラエ)」と言っている。

主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。御使いは言った。「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」


答唱詩編


詩編16・5、8、11  しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。

詩編16

神よ、あなたはわたしの受けるゆずり、わたしの受ける杯。わたしの道を開くかた。

わたしは絶えず神を思う。神はわたしのそばにおられ、わたしはけっしてゆるがない。

あなたはいのちの道を示してくださる。あなたの前にはあふれる喜び、あなたのもとには永遠の楽しみ。


第三朗読


出エジプト14・15-15・1a  イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行った。

出エジプト記

その日、追い迫るエジプト軍を見て、イスラエルの人々が非常に恐れたとき、主はモーセに言われた。「なぜ、わたしに向かって叫ぶのか。イスラエルの人々に命じて出発させなさい。杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を通ることができる。しかし、わたしはエジプト人の心をかたくなにするから、彼らはお前たちの後を追って来る。そのとき、わたしはファラオとその全軍、戦車と騎兵を破って栄光を現す。わたしがファラオとその戦車、騎兵を破って栄光を現すとき、エジプト人は、わたしが主であることを知るようになる。」イスラエルの部隊に先立って進んでいた神の郷使いは、移動して彼らの後ろを行き、彼らの前にあった雲の柱も移動して後ろに立ち、エジプトの陣とイスラエルの陣との間に入った。真っ黒な雲が立ちこめ、光が闇夜を貫いた。両軍は、一晩中、互いに近づくことはなかった。モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら激しい東風をもって海を押し返されたので、海は乾いた地に変わり、水は分かれた。イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行き、水は彼らの右と左に壁のようになった。エジプト軍は彼らを追い、ファラオの馬、戦車、騎兵がことごとく彼らに従って海の中に入って来た。朝の見張りのころ、主は火と雲の柱からエジプト軍を見下ろし、エジプト軍をかき乱された。戦車の車輪をはずし、進みにくくされた。エジプト人は言った。「イスラエルの前から退却しよう。主が彼らのためにエジプトと戦っておられる。」

主はモーセに言われた。「海に向かって手を差し伸べなさい。水がエジプト軍の上に、戦車、騎兵の上に流れ返るであろう。」モーセが手を海に向かって差し伸べると、夜が明ける前に海は元の場所へ流れ返った。エジプト軍は水の流れに逆らって逃げたが、主は彼らを海の中に投げ込まれた。水は元に戻り、戦車と騎兵、彼らの後を追って海に入ったファラオの全軍を覆い、一人も残らなかった。イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んだが、そのとき、水は彼らの右と左に壁となった。主はこうして、その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。イスラエルはエジプト人が海辺で死んでいるのを見た。イスラエルは、主がエジプト人に行われた大いなる御業を見た。民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた。モーセとイスラエルの民は主を賛美して、歌をうたった。


答唱詩編


出エジプト15・1b+2b、3+4+5、6+16bc  神よ、あなたはわたしの力、わたしの守り、救い。

出エジプト15

神をたたえよう、神は栄光を現し、馬と戦車を海に投げ入れられた。神よ、あなたはわたしの神、わたしの先祖の神、わたしはあなたをあがめる。

神は勇者、その名はヤーウェ。ファラオの戦車と軍勢を海に投げ入れ、そのえりぬきの士官は紅海に沈んだ。水は彼らを覆い、かれらは石のように深みにしずんだ。

神よ、あなたの右の手には力がみなぎり、あなたの右の手は敵を押さえる。神よ、こうしてあなたの民は通り過ぎ、あなたのものとされた民は過ぎ越す。


第四朗読


イザヤ54・5-14  あなたを購う主は、とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむ。

イザヤの預言

エルサレムよ、あなたの造り主があなたの夫となられる。その郷名は万軍の主。あなたを購う方、イスラエルの聖なる神、全地の神と呼ばれる方。捨てられて、苦悩する妻を呼ぶように主はあなたを呼ばれる。若いときの妻を見放せようかとあなたの神は言われる。わずかの間、わたしはあなたを捨てたが深い憐れみをもってわたしはあなたを引き寄せる。ひととき、激しく怒って顔をあなたから隠したがとこしえの慈しみをもってあなたを憐れむとあなたを購う主は言われる。これは、わたしにとってノアの洪水に等しい。再び地上にノアの洪水を起こすことはないとあのとき誓い、今またわたしは誓う、再びあなたを怒り、責めることはない、と。山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず、わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはない、とあなたを憐れむ主は言われる。

苦しめられ、嵐にもてあそばれ、慰める者もない都よ、見よ、わたしはアンチモンを使ってあなたの石を積む。サファイアであなたの基を固め、赤めのうであなたの塔をエメラルドであなたの門を飾り地境に沿って美しい石を連ねる。あなたの子らは皆、主について教えを受け、あなたの子らには平和が豊かにある。あなたは恵みの業によって堅く立てられる。虐げる者から遠く離れよ、もはや恐れることはない。破壊する者から遠く離れよ、もはやそれがあなたに近づくことはない。


答唱詩編


詩編30・2b+4、13  神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。

詩編30

神よ、あなたはわたしを救い、死の力が勝ち誇るのを許されない。神よ、あなたは死の国からわたしを引きあげ、危ういいのちを助けてくださった。

わたしの心はあなたをたたえ、黙っていることがない。神よ、わたしの神よ、あなたをとこしえにたたえよう。


第五朗読


イザヤ55・1-11  わたしのもとに来るがよい。魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。

イザヤの預言

主は言われる。渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。銀を持たない者も来るがよい。穀物を求めて、食べよ。来て、銀を払うことなく穀物を求め価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。なぜ、糧にならぬもののために銀を載って払い飢えを満たさぬもののために労するのか。わたしに聞き従えば良いものを食べることができる。あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう。耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。聞き従って、魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。ダビデに約束した真実の慈しみのゆえに。見よかつてわたしは彼を立てて諸国民への証人とし諸国民の指導者、統治者とした。今、あなたは知らなかった国に呼びかける。あなたを知らなかった国はあなたのもとに馳せ参じるであろう。あなたの神である主あなたに輝きを与えられる、イスラエルの聖なる神のゆえに。主を尋ね求めよ、見いだしうるときに。呼び求めよ、近くにいますうちに。神に逆らう者はその道を離れ、悪を行う者はそのたくらみを捨てよ。主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。わたしたちの神に立ち帰るならば、豊かに赦してくださる。わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道はあなたたちの道と異なると主は言われる。天が地を高く超えているようにわたしの道は、あなたたちの道をわたしの思いはあなたたちの思いを、高く超えている。雨も雪も、ひとたび天から降ればむなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ種蒔く人には種を与え、食べる人には糧を与える。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす。


答唱詩編


イザヤ12・2、4、5  喜びに心をはずませ、救いの泉から水を汲む。

イザヤ12

神はわたしの救い、わたしは信頼して恐れない。神はわたしの力、わたしの歌、わたしの救い。

神をたたえ、その名を呼ぼう。神のわざをすべての民に伝え、その名の誉れを語り告げよう。

神は不思議なわざをなしとげられた。神をほめ歌い、そのわざを世界にのべ伝えよう。


第六朗読


バルク3・9-15、32-4.4  主の輝きに向かって歩め。

バルクの預言

聞け、イスラエルよ、命をもたらす戒めを。

耳を傾けて、悟りを得よ。イスラエルよ、なぜなのか。なぜお前は敵の地におり、異国の地で年を重ね、死者と汚れを共にし、陰府に下る者の中に数えられたのか。お前は知恵の泉を見捨てた。神の定めた道を歩んでいたなら、永遠に平和のうちに暮らしていたであろう。学べ、どこに悟りがあるかを。またどこに力があり、どこに知識があるかを。そして知れ、どこに長寿と命があり、どこに目の輝きと平和があるかを。

いったいだれが知恵の在りかを見いだしただろうか。だれがその宝庫に入っただろうか。すべてを知る方だけが知恵を知り、御自分の力でそれを悟り、見いだされたのだ。その方はあらゆる時代に備えて全地を整え、それを四足の獣で満たした。その方が光を放つと、光は走り、ひと声命ずると、光はおののいて従う。星はおのおの持ち場で喜びにあふれて輝き、その方が命ずると、「ここにいます」と答え、喜々として、自分の造り主のために光を放つ。この方こそわたしたちの神であり、他に比ぶべきものはない。この方は知識の道をすべて見いだし、それを僕ヤコブと愛するイスラエルに与えた。その後、知恵は地上に現れ、人々の中に住んだ。知恵は神の命令の書、永遠に続く律法である。これを保つ者は皆生き、これを捨てる者は死ぬ。ヤコブよ、立ち帰ってこれをつかみ、知恵の光に目を注ぎ、その輝きに向かって歩め。あなたの栄光をほかの者に、あなたの特権を異国の民に渡してはならない。イスラエルよ、わたしたちは幸いだ。神の御心に適うことを知っているのだから。


答唱詩編


詩編19・8、9  主よ、あなたは永遠のいのちのことば。

詩編19

神の教えは完全で、魂を生き返らせ、そのさとしは変わらず、心に知恵をもたらす。

神の定めは正しく、心の喜びであり、そのみ旨は清く、目を開く。


第七朗読


エゼキエル36・16-17a、18-28  わたしは清い水をお前たちの上に振りかけ、新しい心を与える。

エゼキエルの預言

主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、イスラエルの家は自分の土地に住んでいたとき、それを自分の歩みと行いによって汚した。それゆえ、わたしは憤りを彼らの上に注いだ。彼らが地の上に血を流し、偶像によってそれを汚したからである。わたしは彼らを国々の中に散らし、諸国に追いやり、その歩みと行いに応じて裁いた。彼らはその行く先の国々に行って、わが聖なる名を汚した。事実、人々は彼らについて、『これは主の民だ、彼らは自分の土地から追われて来たのだ』と言った。そこでわたしは、イスラエルの家がその行った先の国々で汚したわが聖なる名を惜しんだ。

それゆえ、イスラエルの家に言いなさい。主なる神はこう言われる。イスラエルの家よ、わたしはお前たちのためではなく、お前たちが行った先の国々で汚したわが聖なる名のために行う。わたしは、お前たちが国々で汚したため、彼らの間で汚されたわが大いなる名を聖なるものとする。わたしが彼らの目の前で、お前たちを通して聖なるものとされるとき、諸国民は、わたしが主であることを知るようになる、と主なる神は言われる。わたしはお前たちを国々の間から取り、すべての地から集め、お前たちの土地に導き入れる。

わたしが清い水をお前たちの上に振りかけるとき、お前たちは清められる。わたしはお前たちを、すべての汚れとすべての偶像から清める。わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える。また、わたしの霊をお前たちの中に置き、わたしの掟に従って歩ませ、わたしの裁きを守り行わせる。お前たちは、わたしが先祖に与えた地に住むようになる。お前たちはわたしの民となりわたしはお前たちの神となる。」


答唱詩編


詩編51・12+13、18+19  あなたのいぶきを受けて、わたしは新しくなる。

詩編51

神よ、わたしのうちに清い心を造り、あなたのいぶきでわたしを強め、新たにしてください。わたしをあなたのもとから退けず、聖なるいぶきをわたしから取り去らないでください。

あなたはいけにえを望まれず、はんさいをささげても喜ばれない。神よ、わたしのささげものは打ち砕かれた心。あなたは悔い改める心を見捨てられない。


使徒書の朗読


ローマ6・3-11  死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない。

使徒パウロのローマの教会への手紙

皆さん、あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。死んだ者は、罪から解放されています。わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。


福音朗読


ルカ24・1-12  なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。

ルカによる福音

週の初めの日の明け方早く、婦人たちは、準備しておいた香料を持って墓に行った。見ると、石が墓のわきに転がしてあり、中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。


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